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11月に行ったキッズクラブの様子をお伝えします。
第10回、11回は「マットや跳び箱で遊ぼう」です。
講師は当大学こども教育学科講師の近藤みづき先生です。
最初にみんなで忍者になり、先生の「足しゅりけん!」の声かけでしゅりけんが足に当たらないようにジャンプをしたり、「頭しゅりけん!」で頭に当たらないようにしゃがんだりと、忍者になりながら様々な動きで体を動かして遊びました。
次はマットや跳び箱を使って遊びました。
片足を上げたまま手と足でマットを歩いたり、跳び箱を跳ぶときのように足を広げたまま前に両手をつきながらマットの上を進んだりしました。
また、両手を跳び箱につき、「トン、パ!」の声に合わせて足を開いて跳び箱を跳びました。
何度か挑戦するうちに、跳び箱にお尻をつけられるようになったり、跳び箱を跳べるようになったりしました。
最初は不安を感じていた子どもたちも体を動かす楽しさや跳び箱で遊ぶ楽しさを教えてもらい「跳び箱も楽しかった」と喜んでいました。
第12回は「哲学をしよう」です。
講師は当大学こども教育学科の教授の多田琴子先生と講師の京極重智先生です。
今回は、前回子どもたちから出た疑問の中から「どうしておばあちゃんになるとシワができるの?」ということについて話し合いました。
「おばあちゃんになると背が小さくなるからシワができるんじゃない?」「じゃあどうしておばあちゃんになると背が小さくなるの?」と自分なりにたくさん考えていました。普段あまり考えたことがないことまで考えたり、答えはわからないけれど一生懸命考えようとすることを子どもたちなりに楽しんでいました。
第13回は「科学の不思議を体験しよう」です。
講師は当大学保健学科教授の栗岡誠司先生です。
色々なサイエンスマジックを次々と見せていただき、「どうして?」「すごーい!」と終始興奮していた子どもたちでした。
中でも子どもたちが特に驚いていたのは、粉砂糖を息で吹きあげながらライターで火をつけるというものでした。
突然上がった大きな炎に、子どもたちだけでなく、保護者の方や先生たちも「わあっ!」と驚いておられました。
また、どのジュースが本物でしょうというマジックを子どもたちも実際に体験しました。
ペットボトルのジュースの中に「VC(ビタミンC)」とかいてあるキャンディーを入れて振ると・・・
「あっ透明になった!」というグループがいました。実は透明になったものは、うがい薬でつくった偽物ジュースでした。
突然色がなくなり、子どもたちはとても不思議そうにしていました。
最後は、電気を消して液体と液体を混ぜると・・・
「わあ~光った!」「あおいろ!」とホタルの光づくりを体験させてもらいました。
「なぜジュースが透明に変わったのかな?」「どうしてあんなに大きな火が出たのかな?」と不思議なことをたくさん見せてもらった子どもたち。
この不思議に思う気持ちが、「知りたい」「調べてみよう」に繋がるきっかけになればいいなと思います。