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26年前の1月17日は阪神淡路大震災があった日です。 毎年、本園では震災の日に地震の避難訓練をし、子どもたちなりに防災への意識が持てるようにしています。 1月14日に「こんなときどうするの」という地震についてのビデオを見ました。 自分たちが住んでいる町で起こった阪神淡路大震災の大変な状況を見たり、もし幼稚園にいるときに地震が起こったらどうしたらいいのかを考えたりしました。 子どもたちは真剣な表情でビデオを見ていたり、「机の下に隠れる」「椅子の下に隠れる」などどうやって自分の命を守ればいいのかを考えて話したりしていました。 そして今日は地震を想定した避難訓練を行いました。 非常ベルが鳴ると、その場で頭を守って小さくなり、放送を聞きます。 「揺れが収まりました」の放送で避難を始めます。 自分の頭を手や座布団、上着などで守り、避難場所まで逃げました。 避難した後、園長先生の話を聞きました。 「お・は・し・も」の約束を思い出しながら今日の避難訓練を振り返りました。 また、火事の時の避難訓練でやったことも思い出しながら「火事のときは口と鼻を守る」「地震のときは頭を守る」という災害時に自分の命を守るために大切なことを確認しました。 阪神淡路大震災を経験した人がだんだんと少なくなり、当時の話を聞く機会が少なくなっているのではないかと思います。 当時、長田の街は大変な状況になりましたが、年月を経て復興し、今の長田の街があります。 まだ年齢の小さな子どもたちですが、自分たちの街で起こった出来事をその年齢なりに知ることができるよう伝えていきたいと思います。
1月8日(金)に3学期の始業式を行いました。 感染症対策のため、園庭で園長先生のお話を聞きました。 「冬休みにがんばることは何だったかな?」と園長先生に聞かれると、 「お家のお手伝いをする」「手洗いとうがいをがんばる」 と、終業式にした約束を思い出して話していました。 最近はとても寒い日があったり、少し暖かい日があったりと寒暖差が激しいですが、子どもたちは園庭で体を動かして遊んだり、こままわしをして遊んだりしています。 兵庫県内でもコロナの感染者が増えつつあり、緊急事態宣言も発令され、心配が尽きないことと思います。 幼稚園でもより一層気を引きしめて、感染症対策に取り組んでいきたいと思います。
12月22日(火)に2学期の終業式を行いました。 終業式も始業式と同様に園庭に集まりました。 2学期はみんなどんなことをがんばったかな?と園長先生に聞かれると「竹馬の練習がんばったよ」「苦手な野菜もがんばって食べたよ」と園生活をそれぞれの年齢なりに振り返り、自分のがんばったことを話していました。 そして園長先生と ・できることでいいからお家の人のお手伝いをすること ・手洗いとうがいを続けて元気に過ごすこと この2つを冬休みにがんばりましょうと約束しました。 本来であれば楽しいはずの年末年始ですが、今年は例年のように思い切り楽しむことは難しそうです。 まだまだ感染症の拡大が止まらず心配な毎日ではありますが、お家の人と家でゆっくり過ごし、始業式にはまた 元気な子どもたちに会えることを楽しみにしております。 感染対策をしながらになるかと思いますが、皆様、楽しい年末年始をお過ごしください。
12月21日(月)の朝、幼稚園で飼育していたうさぎのクリームちゃんが天国に行きました。 子どもたちは最初「どうして?」「なんでいなくなっちゃったの?」と少し混乱しているようでしたが、園長先生から「クリームちゃんは天国に行ったんだよ」「クリームちゃんの命もみんなと同じで一つだけなんだよ」と話を聞いて、子どもたちなりに受け止めようとしていました。 年長組と年中組の子どもたちは、手紙を書き、幼稚園に咲いているマリーゴールドの花を添えました。 突然の出来事で寂しい気持ちになっていた子どもたちでしたが、「天国に行っても元気でね」「お空から見ててね」と最後に声をかけていました。 今回の出来事で子どもたちは、生き物の命の尊さを感じることができたのではないかと思います。 普段からいろいろな生き物と触れ合って生活している子どもたちですが、これからも、命の大切さを感じることができるようにしていきたいと思います。
12月16日(水)、クリスマス会を行いました。 子どもたちは、「サンタさん来てくれるかなあ?」「窓のそばにプレゼントの袋置いておこう」と数日前からとても楽しみに過ごしていました。 クリスマス会では、始めに各クラスのお楽しみをしました。 2歳児クラスは、『ゆきだるまくるりん』の手遊びです。 歌に合わせて、小・中・大と、雪だるまがだんだん大きくなるところを手や体の動きで表現し、遊びました。 年少組は、『ジングルベル』の歌に合わせてダンスをしました。 自分でつくったサンタクロースのお面を被り、みんなで考えたダンスを他のクラスの友達に見てもらうことができ、とても嬉しそうでした。 年中組は、『○×クイズ』をしました。 「幼稚園にはすべり台が2つあります」「○でしょうか、☓でしょうか」とみんなで考えたクイズを出したり、異年齢の友達に答えてもらったりして遊びました。 年長組は、『ぐりとぐら』の劇をしました。 良く知っている絵本のお話でしたが、自分たちで台詞や動き、歌などを考えました。 最後に大きなカステラを「おいしいね」と食べて嬉しそうでした。 そのあとは教師がハンドベルで『あわてんぼうのサンタクロース』の曲を演奏しました。 子どもたちはきれいなベルの音に興味をもって聞いていました。 お楽しみの後は、部屋の電気を消してツリーの電飾の灯りをつけました。 「うわあ~」「きれい!」と子どもたちはワクワク。 「サンタさーん!!」とみんなで呼んでみると・・・ 外から鈴の音が聞こえてきて、サンタクロースが幼稚園に遊びに来てくれました。 目を輝かせながら、サンタクロースに質問をしたりプレゼントを持ってきてくれたことを聞いたりしてとても喜んでいました。 今年のプレゼントは保育室に届いていました。 「昨日の夜にぼくたちのプレゼントの」袋、持って帰ってくれたのかな?」「中には何が入ってるのかな?」と嬉しそうにプレゼントを受け取っていました。 「トナカイってどれくらい大きいのかな?」「25日は家にもサンタさん来てくれるんだよ」と子どもたちはクリスマスやサンタクロースへの夢を膨らませています。 12月も残りわずかとなってきましたが、クリスマスや冬休みなど子どもたちにとっては楽しいことがたくさんあります。 楽しく元気に過ごしてくれることを願っています。
今回は最近の年少組の様子をお伝えします。 クリスマスを心待ちにしている子どもたちは幼稚園のクリスマスツリーの飾りつけをしたり、クリスマスの製作をしたりしています。 製作では画用紙やキラキラの折り紙を切って飾りをつくり、自分のクリスマスツリーをつくりました。 「お家にもツリーあるよ!」「キラキラの紙、丸く切ってここに貼ろう!」と嬉しそうに話しながら自分のツリーをつくることを 楽しんでいました。 明日のクリスマス会では自分でつくったサンタのお面をつけて「ジングルベル」の曲に合わせてダンスを踊ります。 ダンスの振り付けは子どもたちと一緒に考えました。 「私は笑ってるサンタさんのお顔にしたよ」「帽子に模様をつけたよ」と話しながらお面をつくっていました。 また、サンタさんにプレゼントを入れてもらう袋もつくりました。 「どこに袋を置いていたらサンタさんプレゼントを入れてくれるかな?」とみんなで相談して袋の置き場所も考えました。 明日はサンタさん来てくれるかな? 子どもたちと楽しみに待ちたいと思います。
今回は、最近の年中組の様子をお伝えします。 12月になり、みんなでクリスマスツリーにオーナメントをつけました。 「幼稚園のクリスマス会はいつ?」「サンタさん来てくれるかな?」とクリスマス会を楽しみにしながら過ごしています。 また、「サンタさんに手紙かきたい」と手紙をかいたり、画用紙でサンタクロースやツリーをつくったりして遊びました。 来週のクリスマス会では、みんなで○×クイズをしようと計画しています。 子どもたちがクイズの内容を考えているのですが「僕はサンタさんにゲームをもらいます。〇でしょうか?×でしょうか?」 「私の好きな食べ物はピーマンです。〇でしょうか?×でしょうか?」と友達とクイズを出し合ったり、先生達にクイズを出して遊んでいます。 年少組や2歳児クラスの子どもも○×クイズに参加するので、小さな友達にもわかる問題も一緒に考えています。友達と一緒に○×クイズを出したり異年齢の友達や先生達に答えてもらったりする楽しさが感じられるようにしていきたいと思います。
12月7日(火) Kiss FM KOBEが実施する食育と国産生鮮食品の需要促進を目的とした「学んで食べてたのしい食育」を行い、年中組、年長組が参加しました。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や輸入の停滞などの影響で国産の生鮮食材の在庫が増加し、価格が低下することが問題になっています。そこで国産の生鮮食材をみんなでおいしくいただきましょうという目的でこの食育イベントが行われました。 Kiss FM KOBEサウンドクルーの川田一輝さんが子どもや保護者に国産の生鮮食品についてのお話をしてくださいました。 魚について詳しくご存じの川田さんは、魚グッズをたくさん身につけて登場され、子どもたちにもこのイベントの意味がよくわかるように話をしてくださいました。 また本学口腔保健学科の吉田先生より、噛むことの大切さ、食べる時の姿勢などについて教えていただきました。 そのあとは、みんなで川田さんがかいたイラストの塗り絵をしました。 「私はタコの絵の塗り絵にする」「ぼくはうなぎにしようかな」と自分の好きな絵を選んで色を塗っていました。 そしてみんなが楽しみにしていたお昼ご飯です。 今日のメニューはうな丼、牛肉、枝豆、メロンでした。 全て国産の食材です。 まだ小さな子どもたちはうなぎをあまり食べたことがないかなと思っていましたが、「おいしい」と言いながら楽しそうに食べていました。 希望された保護者の方にもうな牛丼を食べていただきました。 食育と一言に言っても、野菜を食べることの大切さ、バランスよく食べることの大切さなどいろいろな角度から学ぶことができます。今回は今、社会で問題となっていることに対して目を向けるという角度から食について学ぶという貴重な経験をすることができました。 内容的には少し難しい部分もあったかもしれませんが、ぼくたちの国のご飯っておいしいなと感じ、それぞれの年齢なりに理解できていたらいいなと思います。
最近の年長組の様子をお知らせします。 年長組の子どもたちは12月に入ってから、みんなでツリーを飾ったり、サンタさんへ手紙をかいたりとクリスマスを楽しみにしています。 「サンタさん今年も幼稚園に来てくれるかな?」「サンタさんって1人でプレゼントの準備するの大変だから、小人が手伝うんだよ」と、友達と話をし、わくわくしながら過ごしています。 今月行うクリスマス会では『ぐりとぐら』の劇遊びをしようと計画しています。 「ねぇぐら、カステラつくろうよ」「この大きな卵どうやって割る?」と友達と言葉のやりとりをしたりすることを楽しんでいます。 また、自分の好きな役になって絵本には出てこない言葉や動き、歌などを自分たちで考えて表現することを楽しんでいます。 この経験を通して自分で考えたことを言葉や体で表現したり、友達の話を聞いてイメージを膨らませたりする楽しさを味わえるようにしていきたいと思います。
第9回は年中組が「哲学をしよう」に参加しました。 講師は本学こども教育学科の多田先生、京極先生です。 今日は地球や花、鳥、服、パソコンなどの絵がかいてあるカードを見ながら「これをつくれるかつくれないかについてみんなで考えてみよう」と話し合いをしました。 「花は水をあげてつくることができる」 「花は種を植えてつくるんだよ」 「じゃあ、種はどうやってできるんだろう」 など、いろいろ考えてみました。 またそれぞれのものは、誰かがつくるものなのか、勝手にできるものなのかを考えました。 回数を重ねるごとに、先生や友達の話を聞いて自分なりに考えて話す子どもが増えてきました。 また、前回は講師の先生に聞かれたことについて答えていましたが、今回は、先生に聞かれたことだけでなく友達の話に対しても自分なりに考えたことを話す姿が出てきました。 次回も、自分が感じたことや考えたことを講師の先生や友達と話し合うことを楽しみたいと思います。
12月1日(火)に講演会「感染症について」を行いました。 講師は当大学看護学科の光安早織先生です。 新型コロナウィルスの感染者が増えてきていることから、感染症にかからないためにどのように対策をしていけばいいか、また消毒の仕方や手指消毒液の選び方などいろいろなことを教えていただきました。 先生の話を聞いたあとは、自分の手洗いがどれくらいしっかりできているかを自分でチェックしました。 ①ブラックライトに照らすと光る、手に害のないジェルをつける。 ②普段の手洗いを行う。 ③ブラックライトに手をかざすと洗い残しがわかる。 という実験をしました。 ブラックライトに手をかざし、保護者の方は洗い残しが多いことに驚いたり、どこが洗えていないかを目で見て実感したりしていました。 新型コロナウィルスだけでなく、風邪やインフルエンザが流行しやすい時期になってきました。 今日教えていただいた手洗いの大切さ、消毒の仕方を教員間で改めて確認し合い、引き続き感染症対策に努めていきたいと思います。
今回は、最近の年少組の様子をお知らせします。 先日11月中旬に、自分の植木鉢にパンジーやビオラとちゅうりっぷの球根を植えたので、その世話を毎日しています。 「いつちゅうりっぷのお花咲くの?」とちゅうりっぷの芽が出ることを心待ちにしていたり、「いっぱいお水飲んでね」と話しかけながら水やりをしています。 「何色のちゅうりっぷが咲くかな?」と子どもたちは暖かくなる季節を楽しみにしています。 また今週は、大太鼓や小太鼓、マリンバなど音楽会で年少組は使わなかった楽器で遊びました。 教師が大太鼓をたたくと「大きい音!ぞうさんみたい!」と言ったり、トライアングルを鳴らすと「綺麗な音だね」と耳をすませたりしていました。 いろいろな楽器の音を聞いた後、それぞれ興味をもった楽器で遊びました。 友達と一緒に舞台に立ち「音楽会みたいにしよう!」と言って友達と一緒に舞台に立ったり、「先生、私の楽器の音、聞いててね」と嬉しそうに楽器を鳴らしたりしていました。 今後も楽器に触れて遊ぶ機会をつくり、その楽しさを感じられるようにしていきたいと思います。 子どもたちは遊びの中で「一緒に遊ぼう」と友達に誘いかけたり、遊具を使う時は「あとで順番代わってね」とルールを決めたりする姿が見られるようになってきました。 友達とかかわることがどんどん楽しくなってきているようなので、そのかかわりが深まるような保育をしていきたいと思います。