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11月11日(水)、花の苗植えをしました。 子どもたちは毎年花や夏野菜を一人一鉢育てています。 今回は、神戸緑化協会から神戸フラワーソサイティの事業としていただいたチューリップの球根と、ビオラやパンジーの花の苗を植えました。 始めに花の苗や球根の植え方を話しました。 子どもたちは、「土いっぱい入れたよ」「これくらいかな?」と自分で植木鉢に軽石や土を入れました。 土の準備ができると、好きな色の花やチューリップの球根を選び、穴を開けて植えていきます。 「私は黄色のお花がいいな」「たくさん穴掘ったよ」と話しながらそーっと花を植えていきます。 花を植え終えたあと、水やりをしました。 「いつ咲くかな?」「毎日お水やりしようね」「楽しみだね」と友達と話しながら水をやっていました。 ビオラやパンジーが育ち、チューリップの芽が出る日を子どもたちと一緒に楽しみにしながら、毎日水やりをして大切に育てていきたいと思います。
今回は、最近の年中組の様子をお伝えします。 来週の音楽会に向けて、楽器遊びを楽しんでいます。 カスタネットやタンバリン、スズなどいろいろな楽器を使ってリズム打ちをして遊んだり、遊びの中で「こんなこともできるよ」と子どもが考えた鳴らし方を取り入れたりしながら3拍子の曲で合奏に挑戦しています。 最近では、「音を合わせるってどういうことなんだろう?」とみんなで考えながら遊ぶうちに、「今のはバラバラだった」「今のは一緒に音が鳴ってた」と同じ楽器の友達やピアノとリズムを合わせようとする様子も少しずつ見られるようになってきました。 また、大学構内の裏山で拾ったどんぐりを使って、どんぐりごまやどんぐり虫の家をつくるなどいろいろな遊びを楽しんでいます。 どんぐりを転がして遊ぶことも楽しんでいた子どもたちは、どんぐり転がしをつくって遊びました。 「わあ!どんぐりの滑り台おもしろい!」「トンネルつくったよ」「ゴールもできたよ!」 「段ボールで道つくろう!」「こっちもつなげるね」 時々どんぐりを転がしてみながら、自分たちで段ボールやテープ、積み木を使ってどんぐり転がしの道ができました。 また、お店屋さんごっこが好きな子どもたちは、マクドナルドやさんごっこの遊びも楽しんでいます。 ハンバーガーの材料やポテトをつくったり、お店屋さんになったりして遊んでいます。 「何がいいですか?」「ジュースもあるよ」 「本物のポテトみたいにできたよ」 「パンを焼いてるからちょっと待ってね」 年中組の子どもたちは、友達と誘い合って遊ぶことを楽しんだりクラスのみんなでいろいろな遊びを楽しんだりする中で、だんだんと友達との関わりが深まってきています。これからも、自分の感じたことや考えたことを言葉で伝えたり、友達の話を聞いたりしながら一緒に遊ぶ楽しさが感じられるようにしていきたいと思います。
最近の年長組の様子をお伝えします。 年長組の子どもたちは、園庭の葉っぱの色が変わってきたことに気づき、「綺麗な葉っぱ見つけたよ!」「この葉っぱ模様が面白いよ」と話したり、拾った葉っぱで押し葉をしたりしています。 保育室では、人形劇をしたり、音楽会に向けて楽器遊びをしたりしながら遊んでいます。 人形劇では、自分でつくったリスの人形やペープサートを使って、自分たちでお話をつくって遊んでいます。 「私はお母さんリスよ」「今から公園に行きましょう!」など人形を動かしながら人形劇を楽しんでいます。お話遊びが好きな子どもたちは、「今日は誰が人形劇する?」「私はお客さんね」と自分たちで役割を決めて遊ぶことを進めています。 楽器遊びでは、来週行う音楽会を楽しみにしながら「今から音楽会ごっこをするよ」と遊びを進めています。今までに自分たちで考えたリズムを『勇気100%』の曲に取り入れ、「今はタンバリンが鳴らすとき」「次はカスタネット!」と同じ楽器の友達同士で鳴らすタイミングを合わせたり、いろいろな楽器の音を合わせて合奏を楽しんだりしています。 年長組の子どもたちは、いろいろな遊びを経験していく中で、友達と意見を伝え合いながら遊びを進めることが「楽しい」と感じられるようになっています。これからも、友達と話し合い考えた遊びをより一層深め、充実感を味わうことができるようにしていきたいと思います。
11月5日(木)に、常盤高校の先生にお手伝いいただき年長組と年中組が芋ほりをしました。 さつまいもの苗は、5月の休園期間中に職員で植えたものを、高校の生徒や先生方が育ててくださいました。 最初は芋のつるをみんなで引っ張りました。 「よいしょ、よいしょ!」「綱引きみたい」と話しながら長いつるを見て喜んでいました。 つるがなくなると土の中から芋が少し見えました。 子どもたちは、「ここにありそうだよ」「お芋あった!」と芋を見つけました。 すぐに芋を見つけることはできたのですが、土を掘っても掘ってもなかなか抜けません。 「まだぬけない」「もっと掘るぞ」と友達と話をしながら、高校生と一緒に手で一生懸命に土を掘りました。 すると、「わぁー!」「大きなおいもが出てきた」 子どもたちの手の中は大きな芋でいっぱいになりました。 さつまいもが掘れたときの子どもたちはとても嬉しそうでした。 「こんなにたくさん掘れたよ」と友達と話しをしたり、高校生に「育ててくれてありがとう」と感謝の気持ちをもちながら、楽しく芋ほりに参加することができました。
11月6日(金)、未就園児クラスのちゅうりっぷ組が西代蓮池公園へ親子遠足に出かけました。 広場では、親子でふれあい遊びや親子体操をしたり、かけっこをして体をたくさん動かして遊びました。 宝物さがしゲームでは、広場に隠されたメダルを探して遊びました。 草の茂みに隠れていたり、木の枝にかかっているメダルを見つけると、 「みーつけた!」と嬉しそうに友達と見せ合いっこをしていました。 メダルの他にも、公園には秋の自然がたくさんあり、綺麗に紅葉した落ち葉をやどんぐりなどを見つけました。 お弁当もおうちの方やお友達と会話を楽しみながらおいしくいただきました。 食後も、芝生の上でおうちの方と一緒にしっぽ取りやボール遊びをしたりして元気に駆け回ってあそびました。 気持ちのいい秋空の下、のびのびと体を動かしてあそんだり、秋の自然に触れながら親子で楽しい時間を過ごすことができました。
10月30日(金)に保育参観を行いました。 年長組は、お家の人と一緒にどんぐり迷路をして遊んだり、竹馬を見ていただいたりしました。 どんぐり迷路は、以前から「どんな迷路にしよう?」「ここにトンネルつくったら面白いかな?」と自分で考えながら作っていたものです。参観ではお家の人に迷路で遊んでいただきました。「ここがスタートだよ」と自分の迷路の説明をして、おうちの人と一緒に楽しんでいました。 また、運動会の時に見ていただくことができなかった竹馬も見ていただきました。 みんなでトラックの周りを歩いたり、得意技を披露したりしました。 できるようになった技も増え、子どもたちは自信をもって取り組むことができました。 年中組は、律動やフルーツバスケット、楽器遊びをしました。 ピアノに合わせて前けりやギャロップなどをして体を動かしたり、ルールを理解しながら友達と一緒に楽しんで遊ぶ様子を見ていただくことができました。 最後に、おうちの方と一緒に親子遊びをしました。 子どもたちはお家の方と一緒に遊ぶことを楽しみにしていたので、「ブランコ楽しかった」「メリーゴーランドもう一回やりたいな」ととても嬉しそうでした。 年少組は、体操や手遊びをしたりしているところを見ていただきました。 友達や教師と一緒に曲に合わせて体を動かしたり、「どんぐりきのこおいも」とうたいながら手遊びをしたりすることを楽しみました。 また、おうちの方と一緒にうた遊びやダンスをしました。 おうちの方と一緒に遊べたことが嬉しかったようで「また一緒に遊びたい!」「こおっちゃうよの遊びが楽しかった!」と話していました。 今年度は感染症予防のため、保護者の方には、なかなか園にお越しいただくことができていませんでした。今回は感染症対策をしながら子どもたちの園での生活の様子を見ていただくことができました。子どもたちも保護者の方が園に来てくださったことがとても嬉しかったようです。これからも子どもたちが充実した園生活を送ることができるように職員一同力を合わせていきたいと思います。
10月は第3回、4回、5回のキッズクラブが実施されましので、その様子をお知らせします。 第3回、5回は『リズムで遊ぼう』です。年少組と年中組が参加しました。 講師は当大学こども教育学科講師、戸川 晃子先生です。 年少組は、講師の先生の言葉の真似をしてリズムを打つ遊びをしたり、ピアノに合わせて歩いたり止まったりする律動をしました。 律動では、ピアノの音をよく聞いて体を動かすことや、「僕のポーズかっこいいでしょ!」と好きなポーズを自分で決めて止まることを楽しみました。 年中組は、「あなたのお名前なんですか?」「○○です」と手拍子をしながら自分の名前を言ったり、律動をしたりしました。 ピアノに合わせて、歩く、スキップ、ケンケンパをしたり、ピアノが止まったら自分も止まるという遊びをしたりしました。 今、子どもたちは音楽会を前にクラスでリズム遊びをしていますが、今回のキッズクラブでクラスの活動とはまた違った方法でリズム遊びをしたり音楽に合わせて体を動かしたりして、音楽に触れることができました。 第4回は『自然で遊ぼう』です。年長組が参加しました。 講師は当大学こども教育学科准教授、笹井 隆邦先生です。 今回は裏山に行き、どんぐりを探しに行きました。 「このどんぐりは黒いよ」「こっちには、もっと小さいどんぐりがあるんだよ」といろいろな種類のどんぐりがあることを教えていただきました。 子どもたちもどんぐりの種類に興味をもち、「笹井先生、このどんぐりは何て言うの?」と自分から先生に質問していました。 普段から自然に触れて遊ぶことが好きな子どもたちですが、専門の先生に気になる木の実の名前や、種類などを教えていただき、より一層興味をもつことができました。
10月27日(火)、しあわせの村へ遠足に出かけました。 感染症拡大の影響で今年度初めての遠足だったため、「あと何回寝たら遠足?」「早く行きたいなあ」と子どもたちは遠足の日を心待ちにしていました。 しあわせの村では、始めにクラスごとに散策をしました。 「面白い形のどんぐり見つけたよ」「大きいどんぐりあった!」とどんぐり拾いをしたり、広い芝生で「よーいドン」と思い切り走ったりして遊びました。 また、年長組は遊具がある場所でも遊びました。 次に、全クラスで朝の挨拶をし、園長先生の話を聞きました。 みんなで体操やゲーム遊びもしました。 ゲーム遊びでは、玉集め競争をしたりかけっこをしたりしました。思い切り体を動かしたり、同じチームの友達を応援したりしながら楽しんでいました。 たくさん遊んだ後はおにぎり弁当の時間です。 「おにぎり2個持ってきたよ」「中に何が入っているでしょう?」「風が気持ちいいね」と嬉しそうに食べていました。 弁当を食べた後は、広い芝生で追いかけっこをしたりサッカーをしたりして遊びました。 どんぐりや色づいた葉っぱを見つけたり、異年齢の友達と一緒に思い切り体を動かしたりして遊び、秋の自然に触れながら楽しい時間を過ごすことができました。
10月10日(土)に運動会を行いました。 台風の影響が心配でしたが、子どもたちがずっと楽しみにしていた運動会を無事に実施することができました。登園してからは、「運動会できてよかったね」「よーし、頑張るぞ!」と話していました。 年少組は、初めての運動会です。かけっこや『あさのよういできるきるかな?』という競技をしました。 かけっこでは、名前を呼ばれると、元気に返事をしてゴールまで一生懸命に走っていました。 『あさのよういできるかな?』は、いつも幼稚園でしている朝の準備を、早く自分でできるようになったところを見てもらいました。お家の人に見てもらって、とても嬉しそうでした。 年中組は忍者になって、一本橋や手裏剣の修行をしました。 子どもたちは「一本橋は忍者みたいにサササッって渡るんだよ」「僕、本物の忍者みたいに早く走れるよ」と、かっこいい忍者になりきっていました。 最初はなかなか、手裏剣をお化けの口の中に入れることができませんでしたが、毎日修行を繰り返すうちに、入るようになりました。「よし、1回で入ったぞ!」と喜んでいました。 年長組は、綱引きをしました。 綱引きでは「オーエス!オーエス!」と同じチームの友達と力を合わせて縄を引っ張りました。3回戦のゆり組対先生の綱引きでは、見事子どもたちが勝ちました。 また年中・年長は力を合わせてリレーや、『かえるのうんどうかい』のリズム表現もしました。 リレーでは、同じチームの友達を「頑張れ!」と応援したり、「絶対に勝つぞ」と一生懸命走ったりしました。 『かえるのうんどうかい』では、おたまじゃくしやかえるになって表現を楽しんだりみんなで玉入れやパラバルーンをしたりしました。 「私たちの運動会も楽しいけど、カエルさんの運動会も楽しいね!」「バルーンで大きなお山ができたね」と楽しそうに話をしていました。 最後に幼稚園創立50周年を記念して、みんなで『ハッピーラッキー☆バースデー』のお祝いのダンスを踊りました。 キラキラのポンポンを持って、「幼稚園お誕生日おめでとう!」と笑顔で踊ることができました。 閉会式では、ピカピカ光るメダルをもらいとても嬉しそうでした。 今年度は、コロナ禍での実施となりましたが、感染対策に保護者の皆様にも協力をしていただき、無事に開催することができました。 子どもたちは一人一人が持っている力を十分に発揮し、頑張ることができました。競技中の子どもたちの笑顔や必死に頑張る表情に実り多い運動会となったことを感じました。
9月17日(木) 当大学こども教育学科の笹井隆邦先生がいろいろな生き物を幼稚園で見せてくださいました。 子どもたちは生き物が入っている箱が、次々と登場するたびに「何がいるのかな?」「早く見たいな」と楽しみにしていました。 生き物の名前や触り方を教えてもらった後に子どもたちも実際に触らせてもらいました。 カエルやどじょう、バッタ、クワガタ、などたくさんの生き物がいました。 「初めてカエルを触れたよ」「クワガタかっこいいな」と言って子どもたちはとても喜んでいました。 最初は少し怖がっていた子どもたちも、触り方を教えてもらって、赤ちゃんザリガニやバッタを触ることができるようになっていました。 普段から生き物にかかわっている子どもたちですが、今日はなかなか見ることができないカメやヘビなども見たり、触ったりすることができました。 このような経験を重ね、自分から生き物にかかわろうとしたり、より興味をもったりしてくれたらいいなと思います。
今年度も、本学教育学部の先生方がそれぞれの専門分野で知識や技術、活動の楽しさを伝えてくださるキッズクラブが始まりました。 第1回目の9月9日(水)は年長組がキッズクラブ「リズムで遊ぼう」に参加しました。 講師は本学こども教育学科教授の瀬川先生です。 最初は『しあわせならてをたたこう』の歌に合わせて手拍子をしました。 手拍子をするだけでなく、体のいろいろな部分をたたいて「お腹はポンポンって音がするよ」「肩はコンコンって聞こえる」とボディーパーカッションも楽しみました。 また、友達が考えたリズムを聞いて真似して遊んだり、『にじ』や『南の島のハメハメハ大王』などの歌を先生と一緒にうたいました。 「ボディーパーカッションおもしろかった」「みんなでうたうの楽しかった!」と、音楽に触れて遊ぶことを楽しんでいました。 第2回目の6月11日(水)は年中組がキッズクラブ「哲学をしよう」に参加しました。 講師は本学こども教育学科教授の多田先生、京極先生です。 はじめに、「哲学って聞いたことあるかな?」「”話す” ”聞く” ”考える”ということだよ」と教えていただき、みんなで夏休みに楽しかったことを話したり、ゲームの好きなところを話したりしました。 「哲学をしよう」に参加することが初めてだったので少し難しい様子の子どももいましたが、自分なりに考えてみたり、考えたことを先生に話したりしていました。 感染症拡大防止のために実施を見合わせていたキッズクラブが再開し、今後も講師の先生方に教えていただきながらいろいろな経験を積んでいきます。 次回のキッズクラブの日を子どもたちは楽しみにしています。
先日の創立50周年記念品のコースターづくりに続き、本学教育学部学部長大森先生とこども教育学科教授多田先生と一緒に、年少組の子どもが園庭の藍の葉を使って布にたたき染めをしました。 今朝、年長組の子どもが藍の葉を摘み、年少組の子どもに届けてくれました。 摘んだ藍の葉を見て、子どもたちは「大きい葉っぱがいい!」「私は小さいのがいいな!」と話をしながら自分の好きな大きさの藍の葉を選びました。 選んだ藍の葉を布の上に置き、テープで固定しました。 布を裏返して、その上にラップを敷き、すり棒でトントンたたきました。 子どもたちは「なかなか色が出てこないな~」「トントンって、大工さんみたいだね!」と夢中になって楽しんでいました。 だんだん布に葉の形が出てくると「先生見て!緑色になったよ!」と喜んでいました。 トントンとたたいた後は布を水で洗い、園庭に干しました。 たたき染めをした布を友達や先生と一緒に見ながら、「私のはこれ!」と嬉しそうにしていました。 最初は「だんだん布が緑色になってきた」と葉の色が布に移っていることに気づき、たたき続けるうちにその緑がだんだん葉の形になってきたことにも気づいていました。 染色をするという経験ももちろんですが、自然物を使って染色をするという貴重な活動をすることができました。 今回子どもたちが染めた布を使って、タペストリーをつくる予定にしています。