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12月9日(土)におもちつき会を行いました。 お餅をつく前に蒸しあがったもち米を食べて、「まだお餅じゃないね」「みんなでついたらやわらかくなるかなぁ?」と話していた子どもたち。 最初はお父さんたちが大きな杵でお餅をついてくれました。 もち米がだんだんおもちになっていく様子を見て「うわー!おもちになってきたよ」「びよーんって伸びてるね」と嬉しそうに友達と話していました。 さて、いよいよ子どもたちがつく番です。 子どもたちが使う杵は大人の物より小さなものですが、子どもにとってはとても重たく、「よいしょ、よいしょ!」と一生懸命に持ち上げてついていました。 ついた後はみんなでお餅を丸めました。 「あったかーい!」「やわらかいね」とお餅の温かさを感じながら嬉しそうにしていました。 お母さんたちにきなこやしょうゆをつけてもらって、みんなで食べました。 「やわらかくておいしいね」「見て見て!こんなに伸びるよ!」と言いながら先生や友達とおいしそうに食べていました。 家庭で、杵や臼を使っておもちつきをしている様子は最近ではあまり見かけなくなりました。 自分たちでお餅をついたり、お餅ができあがっていく様子を見たりすることができ、子どもたちにとって貴重な体験ができたのではないかと思います。
12月8日(金) 未就園児とその保護者の方を対象に長田区役所で行われたカンガルーフェスタに年長組が参加しました。 「たくさんのお客さんに歌を聞いてもらえる」「トーンチャイム、うまく演奏できるかな?」と前日から子どもたちはとても楽しみにしていました。 最初にトーンチャイムで「小さな世界」を演奏しました。 たくさんのお客さんを前に少し緊張している様子でしたが、きれいな音色を小さなお友達にも聞いてもらおうと、どの子も一生懸命に演奏していました。 演奏が終わるとホッとしたのか、少し表情がやわらかくなっていました。 次に「パン屋さんにおかいもの」の手遊びをしました。 手や顔を使って、サンドイッチをつくったり、メロンパンをつくったり・・・。 小さなお友達とお家の方にも参加してもらいました。 最後は会場にいるみなさんと子どもたちで「あわてんぼうのサンタクロース」をうたいました。 小さなお友達も一緒にうたったり、手拍子をしたりして参加してくれました。 それがとてもうれしかったようで、子どもたちの声がだんだん弾んできました。 会場から出ると、サンタさんが「きれいな歌だったよ」「がんばったね」とプレゼントをくれました。 幼稚園の中で、音楽会や発表会など舞台に上がる機会はありますが、園外でたくさんのお客さんに見てもらうことはなかなかないので、とてもいい経験になりました。 このような経験を重ね、歌や言葉、体などで自分の思いを表現する楽しさを感じられるようにしていきたいと思います。
12月1日(金) 子育てセミナー「楽しい音楽会」を行いました。 講師はムジーク天音楽教室の先生方です。 きれいなドレスを着た先生方を見て「うわー!キレイ!」「ふわふわのドレスだ」と子どもたちは大喜び。 始めの30分は親子で音楽を楽しみました。 子どもたちも耳にしたことのある「クシコスポスト」や「エリーゼのために」のピアノ演奏を聞きました。 「この曲、知ってる!」と子どもたちは興味津々な様子で聞いていました。 そのあとは楽器で遊びました。 先生が出す合図に合わせてすずやカスタネットなどの楽器を鳴らしました。子どもたちはわくわくした様子で、合図が出るのを待っていました。 後半は大人だけの時間でした。 ピアノ演奏や先生の歌声をたくさん聞かせていただきました。 お家の方はきれいなピアノの音色や先生の歌声を、耳を澄ませて聞いておられました。 最後はタンバリンやカスタネットを持って演奏に参加したり、リズムに合わせて足ふみをしたりしました。 お家の方は講師の先生の真似をしながら、同じようにリズムを打ち、楽しんでおられました。 「普段は子育てに必死で、ゆっくり音楽に触れることができないので楽しかった」「楽器を持って参加できたのでおもしろかった」と喜んでおられました。 子どもたちはクラスで歌をうたったり、楽器で遊んだりする機会はありますが、ピアノの演奏や歌声を耳を澄ませて聞くことはあまりないので、子どもたちにとっていい機会になりました。
11月29日(水)に神戸フットボールクラブの方が来て下さりました。 子どもたちは6月にもサッカーを教えていただいたことを覚えており、前日から「またコーチが来てくれる!」とワクワクしていました。 最初はサッカーボールを頭の上に乗せて走ったり、手で転がしたりして遊びました。 「落とさないように・・・」「手が離れないように・・・」と慎重にボールを運んでいました。 次はボールを蹴って、コーンを倒す遊びをしました。 子どもたちはコーンをねらって「えい!」と力いっぱいボールを蹴っていました。 コーンが倒れると嬉しそうに喜んでいました。 最後は2チームに分かれて試合をしました。 最初は手を使ってしまったり、相手チームのゴールにシュートを決めたりしていましたが、遊んでいくうちにルールが分かってきました。年中児はみんなで一生懸命ボールを追いかけてゴールまでボールを蹴っていました。年長組は「パス!」と友達と声をかけあいながら試合を楽しんでいました。年長組も年中組もシュートが決まると、とても嬉しそうにしていました。 2回のサッカースクールを通して、子どもたちはサッカーに興味が出てきたようで、園庭でもよくボールを蹴って遊んでいます。みんなで体を動かして遊ぶ楽しさや、ルールのある遊びの面白さを感じられるようになってきました。寒い季節がやってきましたが、これからも体をたくさん動かして遊びたいと思います。
11月14日(火)に常盤女子高等学校の生徒さんと一緒に掘ったさつまいもを使ってお料理会をしました。 前日に、年少組、年中組の子どもたちがきれいにさつまいもを洗いました。 「私のはこんなに大きい!」「もう1個洗いたい」と一生懸命さつまいも洗っていました。 年長組は包丁でさつまいもを切りました。 「おいしいおいも、できるかな?」「お姉さんたち、喜んでくれるかな?」と楽しみにしていました。 「ねこの手にするんだよね」と包丁を使うことに慣れている子どももいましたが、「固いね」「う~ん・・・」と硬いさつまいもに苦戦している子どもいました。 さつまいもをスティック状に切り終わると、「おいしくなあれ~!」とみんなで魔法をかけました。 お昼ごはんを食べる頃になるといい匂いがしてきました。 今回は子どもたちが切ったさつまいもを揚げて塩を振りました。 それを箱に詰め、年長組がバスに乗って高校のお姉さんたちに届けに行きました。 「一緒に掘ってくれてありがとう」「みんなで食べてね」「私たちが切ったんだよ」と話しながら渡していました。 幼稚園の子どもたちも、お弁当と一緒にさつまいもを食べました。 「おいしい~」「おかわりしたい!」とたくさんあったさつまいもがすぐになくなりました。 自分たちで苗を植え、収穫したさつまいもを調理して食べることができ、とても嬉しかったようです。 園庭では、10月に蒔いた大根の種が芽をだし、少しずつ大きくなってきました。 生長の様子や収穫することを楽しみにしながら世話をしていきたいと思います。
10月と11月に行ったキッズクラブの様子をお知らせします。 第7回目、8回目は「跳び箱やマットで遊ぼう」でした。 講師の先生は神戸常盤大学こども教育学科の近藤先生です。 最初にみんなで忍者になり、先生の「足しゅりけん!」の声かけでしゅりけんが足に当たらないようにジャンプをしたり、「頭しゅりけん!」で頭に当たらないようにしゃがんだりと、忍者になりながら様々な動きで体を動かして遊びました。 「忍者みたいにサッと降りてみよう」と着地のコツを教えてもらい、跳び箱の上からジャンプをしました。 次はマットや跳び箱を使って遊びました。 片足を上げたまま手と足でマットを歩いたり、跳び箱を跳ぶときのように足を広げたまま前に両手をつきながらマットの上を進んだりしました。 また、両手を跳び箱につき、「トン、パ!」の声に合わせて足を開いて跳び箱を跳びました。 何度か挑戦するうちに、跳び箱にお尻をつけられるようになったり、跳び箱を跳べるようになったりしました。 体を動かす楽しさや跳び箱で遊ぶ楽しさを教えてもらい「忍者になるの、おもしろかった」「跳び箱も楽しかった」と喜んでいました。 第9回目は「サイエンスマジックを体験・見学しよう」でした。 講師は常盤大学保健科学部医療検査学科の栗岡先生です。 色々なサイエンスマジックを次々と見せていただき、「どうして?」「すごーい!」と終始興奮していた子どもたちでした。 中でも子どもたちが特に驚いていたのは、粉砂糖を息で吹きあげながらライターで火をつけるというものでした。 突然上がった大きな炎に、子どもたちだけでなく、保護者の方や先生たちも「わあっ!」と驚いておられました。 また、どのジュースが本物でしょうというマジックを子どもたちも実際に体験しました。 ペットボトルのジュースの中に「VC(ビタミンC)」とかいてあるキャンディーを入れて振ると・・・ 「あっ透明になった!」というグループがいました。実は透明になったものは、うがい薬でつくった偽物ジュースでした。 突然色がなくなり、子どもたちはとても不思議そうにしていました。 最後は、電気を消して液体と液体を混ぜると・・・ 「わあ~光った!」「あおいろ!」「あかいろ!」とホタルの光づくりを体験させてもらいました。 「なぜジュースが透明に変わったのかな?」「どうしてあんなに大きな火が出たのかな?」と不思議なことをたくさん見せてもらった子どもたち。 この「なぜ?」「どうして?」と思う気持ちが、大きくなった時に「知りたい」「調べてみよう」に繋がるきっかけになればいいなと思います。
最近の子どもたちの様子を紹介します。 年少組は、「まつぼっくり」の歌をうたったり、「いぬのおまわりさん」の曲に合わせて楽器を鳴らして遊んでいます。 クラスの中でミニ発表会をしました。 みんなの前に立って、少し恥ずかしそうにしている子どももいますが、子どもたちはピアノに合わせて楽器を鳴らしたり、「♪まいごのまいごのこねこちゃん」と歌いながら楽器遊びを楽しんでいます。 「今日は私はタンブリンがいい」「ぼくはカスタネットにしようかな」と友達と楽器を交代しながら、いろいろな楽器に触れて遊んでいます。 年中組は「クラリネットをこわしちゃった」の音楽に合わせて楽器遊びを楽しんでいます。 「次は僕が太鼓する」「じゃあ私はタンバリン」と友達と役割を決めて遊んでいます。 「こんなリズムはどうかな?」といろいろなリズムを考えてやってみたり、友達とリズムを合わせようとする姿もみられます。 また、「年長組さんからいい音が聞こえてくるよ」と言ってマリンバやシロフォンなど年長組が使っている楽器でも遊びました。 「これもやってみたいな」と子どもたちはいろいろな楽器に興味をもっています。 年長組は「ラデツキー行進曲」の音楽に合わせてみんなで合奏をしています。 同じ楽器を持っている友達とどういうリズムにするか考えました。最初の頃は全部の楽器の音がずっと鳴っていましたが、次第に「ずっと全部の楽器が鳴ってたらうるさいね」「どこを休みにする?」「私たちはここはお休みにしよう」と考えるようになってきました。 また他の楽器の音を聞いたり、ピアノと音を合わせようとしたりする姿や、「こうやるんだよ」と友達と教え合ったりしながら色々な楽器に挑戦する姿が見られるようになりました。 また、トーンチャイムでの演奏にも挑戦しています。 音の鳴らし方や鳴らすタイミングが難しい様子もありますが、友達の音をよく聞きながらがんばっています。 もうすぐ音楽会です。 気持ちを合わせて演奏する楽しさを感じられるように、子どもたちと一緒に取り組んでいきたいと思います。
11月2日(木) 年長組と年中組が常盤女子高校の生徒と一緒に芋ほりをしました。 5月に植えた苗が大きくなり子どもたちは驚いていました。 最初は芋のつるをみんなで引っ張りました。 「よいしょ、よいしょ!」「綱引きみたい」と話しながら長いつるを見て喜んでいました。 つるがなくなると土の中から芋が少し見えました。 子どもたちは、「ここにありそうだよ」「お芋あった!」と芋を見つけました。 すぐに芋を見つけることはできたのですが、土を掘っても掘ってもなかなか抜けません。 「まだぬけない」「もっと掘るぞ」と友達と話をしながら、高校生と一緒に手で一生懸命に土を掘りました。 すると、「わぁー!」「大きなおいもが出てきた」 子どもたちの手の中は大きな芋でいっぱいになりました。 さつまいもが掘れたときの子どもたちはとても嬉しそうでした。 「こんなにたくさん掘れたよ」「このお芋、おもしろい形!」と友達と話しをしたり、高校生に掘り方を教えてもらったりしながら楽しく芋ほりに参加することができました。
10月30日(月)に子育てセミナーを行いました。 この日のテーマは「親子で防犯」でした。 講師はスクールガードリーダーの先生方です。 スライドを見ながら知らない人に声をかけられたらどうすればいいかや、子どもができる自分の身の守り方を教えていただきました。 先生に「こういう場合はどうすればいいかな?」と尋ねられると、「知らない人だからついていかない」など、自分の思ったことを話していました。 また知らない人に腕をつかまれて、連れて行かれそうになった時に逃げる「タッチアンドゴー」「じたばただんごむし」という方法を教えてもらいました。 子どもたちも実際にやってみました。 最初は少し恥ずかしそうにしていた子どもたちですが、だんだん方法がわかってきて、素早く動いたり、大きな声を出したりするようになりました。 後半は保護者向けの講義、実技でした。 子どもの身を守るために保護者ができることや、簡単な護身術を教えていただきました。 力のない女性でもポイントを押さえれば、簡単に相手を動けなくできる方法や、家に入る前に後ろを振り返り、不審者がいないか確かめるなど、具体的に身を守る方法を知ることができました。 実際にあった事案を先生が話してくださる場面もあり、保護者の方は真剣に聞いておられました。 講義のあとは、みんなでお互いに護身術をし合いました。 「女性でも簡単にできる」と保護者の方も驚いておられました。 教えていただいた護身術を使う日が来ないことが一番いいのですが、もし自分の身になにか危険が迫った時、この護身術が少しでも役に立てばいいなと思います。
10月31日(火)に淡路島公園に遠足に行きました。 バスの中から明石海峡大橋を見て「大きい橋だ!」「海も見えるよ」と喜んで見ていました。 芝生広場では、みんなで体操をしたり、パラバルーンやふれあい遊びをしたりしました。 パラバルーンで大きなお山をつくったり、トンネルをつくって中に入ったりして遊びました。 「大きなお山ができた」「トンネルおもしろい」と言って楽しんでいました。 ふれあい遊びでは、音楽に合わせて異年齢の友達と一緒に手をたたいたりジャンプをしたりして遊びました。 お昼はみんなでおにぎり弁当を食べました。 「私のおにぎり梅干しが入ってるよ」「ぼくはふりかけだよ」と友達と楽しく食べてました。 午後からは、「風船まてー!」と大きな風船を追いかけて遊んだり、「芝生の上、気持ちいいね」と言いながらコロコロ転がったりして遊びました。 また「あっちにちょうちょがいたよ」「見て見て、バッタ捕まえたよ」と生き物を見つけたり、「赤い葉っぱ見つけたよ」「あの木の葉っぱはオレンジ色だね」と秋の自然を見つけたりしました。 パラバルーンや大きい風船など、広い場所で思い切り体を動かして遊び、楽しい時間を過ごすことができました。
10月25日(水)、年長組が3度目の高取山へ出かけました。 「柿がたくさんなってる」「あっ!どんぐりあった」「あれはススキかな」など色々なものを見つけたり、季節の移り変わりを感じながら歩きました。 道中で、「どんぐりの帽子あった」「このどんぐり宝物にしよう」「幼稚園のおみやげにする」など友達と話をしながらどんぐりや落ち葉を見つけて楽しんでいました。 前回よりも少し上まで登りましたが、「全然疲れてない」「まだまだ上がれる」と話している子どもが多く、運動会を経験し、体力が上がっている様子も感じられました。 幼稚園に帰ってくると、「見て!こんなどんぐり見つけたよ!」と幼稚園で待っていた年少組や年中組の友達に見せに行く姿もありました。 「早く頂上までいきたいな」と頂上まで登ることを楽しみにしているので、11月、12月と季節の移り変わりの様子も楽しみながら少しずつ距離をのばして登っていきたいと思います。
10月20日(金)に年長組と年中組が長田消防署に見学に行きました。 子どもたちは前日から「消防車乗れたらいいな」と楽しみにしていました。 最初は大型の紙芝居を見ました。 子どもだけでの火遊びやベランダから身を乗り出すことの危険についてのお話でした。 「それは危ないよ!」と紙芝居を見ながら話をしていました。 紙芝居が終わると、楽しみにしていた消防車両の見学です。 大きな消防車を目の前にして「大きい!」「あのボタンは何かな?」と興味をもっていました。 はしご車や消防車の中にも乗せてもらい、子どもたちはとても喜んでいました。 消防署の見学を通して、子どもたちが自分の身の守り方や、命の大切さについて自分なりに考える良い機会になりました。